【お家の主役となる玄関ホール】
開放感たっぷりの吹き抜けと、稲妻のような形のスケルトン階段が映えるホール。
お家の”顔”となる玄関は、明るく開放的な空間づくりを心がけました。吹き抜けと土間スペースで縦方向と横方向の空間の広がりを強調し、大きな高窓で採光をたっぷり確保しています。

階段のほか、木製ルーバーの扉やトグルスイッチなど、多様な素材感を楽しめます。木目の天井も空間のアクセントとして機能。
ディティールとなる部材一つひとつをご夫婦が厳選しました。

住宅の域を超えた店舗のような存在感を放つ、まさにエントランスと呼ぶにふさわしい贅沢な仕上がり。 同社スタッフもご夫婦も  大満足の空間となりました。

階段下も活用できる、スケルトン階段とモルタル（土間）の組み合わせ。インテリアと機能を兼ねるので、空間デザインにこだわりたいなら押さえておきたい一石二鳥のアイデアです。

ご主人の自転車を置く場所になりました✨

【キッチンが映えるLDK】
異素材を組み合わせながらも、「きれいめヴィンテージ」をテーマに一体感を生み出す空間演出が秀逸。ほどよく抜け感のある「大人の雰囲気」を味わいながらリラックスできます。

LDKの主役となるキッチンは、ステンレス製のワークトップが モルタル調の面材との美しいコントラストを作り出します。

暗めでシックな木目のLDK。建具はマットブラックな扉色を、木材はダークトーンの突板や 集成材を採用していただきました。暗く重厚感のあるデザインながらも、木材由来の温かみもしっかり感じられます。

ウィンドウトリートメントのウッドブラインドも、意匠性を重視するご夫婦のこだわりです。操作性やメンテナンス性はカーテンの方が優れていますが、お掃除の手間や時間も楽しむという お考えから採用に至りました。

【１階と２階の造作洗面台】
各階でテイストを変えつつも統一感がある、ヴィンテージデザインの造作洗面台。１階は木材をメインに、レトロな裸電球、アイアン調の水栓、現代風の引き出し取っ手などのアイテムをバランスよく組み合わせています。

間口いっぱいに取り付けた特注サイズの鏡や、洗面ボウルより幅が広く底も深い病院用シンクで、空間を贅沢に使うことのできる開放的な仕上がりが魅力です。玄関ホールやキッチンから スムーズに抜けることができ、暮らしやすい 動線となっています。

２階は素材や形の組み合わせによって変化をつけたデザインが印象的。木材×モルタルで構成された直線的な形の洗面台に、真鍮ライトやウォルナットのラウンドミラーが映えます。こちらはニッチや可動棚を搭載し、コンパクトながら使い勝手のよさを意識した造りとしました。

ご夫婦お持ち込みのライト×ラウンドミラー（高野木工製）が存在感を創出。
バックガードからカウンターの前垂れにかけて継ぎ目のないカウンターを採用しました。

【奥様のサロンスペース】
２階の洋室２部屋は、奥様のエステサロン用のスペース。 重厚なダークトーンが印象的なこれまでのお部屋とは違う演出にチャレンジしました。

奥様ご希望のイメージは刈谷市にある洋菓子店『おやつ屋pokke』の店内。よく行く馴染みのお店だったため、スタッフも とてもわくわくしたのを覚えているとのこと。

カーテンは軽やかなコットン調の生地で統一。同じ素材ながらも、裾元の仕上げを変えたり、用途に応じて性能の違うものを使い分けたりするなどの、細かな工夫が凝らされています。部屋の間仕切りや試着室のカーテンは透けにくいタイプを選んでいます。間仕切り用は、裾元を床にあえて擦らせるデザインで変化を持たせました。

明るく清潔感のあふれる優雅な空間が素敵。 エステを満喫できそうです。

【プライベートな寝室】
『心身ともに健康的に暮らす』という意識から生まれた寝室。壁の一面に落ち着いた色の壁紙を貼る、枕元にコンセントをつけない（眠る前にスマホを触らないようにするため）、照明を１つに絞るなどの工夫で、 リラックスできるオフタイムの空間を実現しています。

ショップのような高級感あふれるウォークインクローゼットも、おしゃれなご夫婦ならではのデザイン。洋服を選ぶ時間も特別なものに。

【外観】
昼と夜で印象が変化する、２階にピクチャーウィンドウのある外観。ホール吹き抜け部分の 明かりが漏れる夜の雰囲気も素敵です。