2023.10.09.UP
横須賀ストーリー
こんにちは。
ディレクターチームの中尾です。
前回のブログでは自分の趣味について少し書かせていただきましたが、今回はそんな趣味の中で洋服のスカジャンについて書こうと思います。
20年ほど前からになりますが10代の頃からスカジャンが好きで、特に70年程前に製作されたヴィンテージのものやそれを模したレプリカのものが好きで、合わせて30着ほど所有しています。
写真は所有しているものの一部です。
横須賀ジャンパー『スカジャン』は戦後、駐在している米兵が自身のフライトジャケットに日本の桐生刺繡を施してもらうことから始まったそうです。
そこから特に人気の図柄を刺繡したスカジャンは米軍基地内や戦艦内の物販コーナーでも販売されていたそうで、スカジャンは米兵たちの記念品やお土産として買われることになりました。
そんな70年前のヴィンテージのスカジャンですが使われている素材がアセテートやウール、シルクなどの天然や半天然素材のものが多く、70年の経年劣化で生地は薄く、糸は切れやすく、虫食いがあったりなどでボロボロになってしまっているものもあります。
当時に購入した方や今まで所有していた方が大事に保存していたスカジャンの思いを背負って、自分がこれからも長く着用していくために知り合いのヴィンテージ洋服直しのプロに頼んで直してもらっています。
次回は、そんなヴィンテージスカジャン補修について書こうと思います。
では、また次回の講釈で