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2023.09.07.UP

マイホームへの道のり~造作洗面台編~

こんにちは。
お久しぶりです。
ハウスジャパン デザイナーチームの大橋です。
恐れ入りますが今回も自邸の家づくりの記録を残していきたいと思います!
前回の更新からは2カ月ほど経っていますので仕様もすべて決まり、もう間もなく上棟になるので過去のことを思い出しながら書いていきます。笑
今回は造作洗面台についてとなります!

まず、希望の条件としては下記のようなところからスタートしました。
・化粧ができるように横幅を大きくして椅子が置けるスペースがほしい
・洗面ボウルはカウンターに埋め込み型のシームレスアンダーボウル
・水栓は壁付け水栓
・収納は化粧品やドライヤーがしまえるところがほしい
・色味、柄は石目柄や抽象柄のスタイリッシュ系

まず始めの案が下画像のようなものでした。

壁だし水栓にする場合、土台に穴を開けなくても良いように水栓の取り付け部分をふかすことが多いので、ふかし部分を腰壁にして上に物が置ける面台替わりにしようという計画でした。
後は大まかですが収納をなるべく多く、収納付きの三面鏡と埋め込み収納と洗面ボウル下を引き出しにしています。

次にもう少し具体的にしていったのが下画像のものです。
色味や使う器具も仮決めしたのでそのプレゼン画像もあります。

前回のものをベースにカウンターの色味やタイルを考慮しました。
三面鏡の収納部分はそこまで利用することが少なそうなのでシンプルに二面鏡にしています。
隣の四角は窓の想定でお化粧の際になるべく自然光が入るように想定しました。
水栓は壁出しで引き出しホースがついており吐水切り替え機能がついているものがあったので選定しました。
壁ふかしの部分を広くして水栓からの吐水がなるべくボウル内に落ちやすくしていますがこれについては後々いろいろと問題が・・・(^-^;

次の案が下記画像になります。

ふかしの腰壁が無くなりました!
これには理由が2つあって1つは給水管を通すためだけであればそこまでふかす必要はないということと、腰壁の面台と二面鏡の間隔が近いので使えないスペースが多くて違和感があったことです。
腰壁でふかす場合の鏡はフラットミラーにしないと不自然でした。

次の案では使いたいタイルが他に見つかったので主にデザイン面で変更がありました。

 

タイル↓↓↓

タイルのデザインに合わせて鏡も丸鏡に変更しました。
だいたいこれで固まってきたかな、と思っていたのですがここで水栓についていろいろと問題が出てきました・・・(;゚Д゚)
大きな問題点としては下記のようなことでした。

  1. 水栓の形状的にボウルと水栓をかなり近づけないと吐水がこぼれる可能性あり
  2. 上記のためにボウルと洗面を近づけるとボウルのオーバーフロー管とポップアップ排水をつけるスペースが無くなる
  3. 引き出したホースを収納した際に落ちる水滴を貯める水受けタンクがあった方が良い

上記のことから水栓を別のものに変更することにしたのでした。
誤解のないように言うと商品が悪い訳ではなく、今回の組み合わせでは相性が悪かったという感じです( ;∀;)

そんなこんなで最終の形が下記画像とプレゼン画像になりました。

 

水栓はホース引き出しを諦め、ボウル内に吐水がしっかり収まるように長めのものを選定しました。
あとは窓を縦長に変更したのとゴミ投入口をカウンターに設けて引き出し内に置くゴミ箱に落ちるようにしました。

以上が今回の自邸の造作洗面台についてのご紹介になります!
まるで私が考えたように書きましたがこのあたりのことについては奥様とハウスジャパンのICのみんながアイデアや提案を考えてすすめてくれていましたので感謝です!
完成したらまたブログで写真などご紹介しますのでお楽しみに!

ではでは~(^O^)/