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ガレージハウスとは?メリット・デメリットに加えおしゃれな実例も紹介!

マイカーは単なる移動手段ではなく、プライベートを充実させるのに不可欠なもの。行動範囲を広げるためだけではなく、自分の趣味やこだわりを表現するのにも大切な存在です。

そんな愛車と一緒に暮らせるのが、ガレージと住宅が一体となったガレージハウスです。住宅街でひときわ存在感を放つそのおしゃれな外観に、「家を建てるなら、ぜひガレージハウスを」と憧れの眼差しを向ける方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ガレージハウスの概要やメリットを紹介します。また、デメリットについても解説するほか、平屋建てと2階建てのガレージハウスの違い、おしゃれな実例なども紹介しますので、「ガレージハウスの本当の魅力が知りたい」と気になっている方はぜひ参考にしてください。

目次
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ガレージハウスとは?

ガレージハウスとは、ガレージと居住スペースが一体になった住宅のこと。いわば、愛車と一つ屋根の下で暮らせる住空間です。愛車との距離が近くなるため、「近くに愛車を置いておきたい」「愛車と一緒に暮らしたい」といったように、特に車好きの方から人気がある住宅の形態です。

また土地が狭い場合、住宅とは別に駐車場スペースを設けることが難しいケースがあります。そのような場合でも、ガレージハウスにすることで駐車場を確保できるメリットがあります。

なお駐車場スペースには、屋外のスペースである「青空駐車場」や柱と屋根のみの「カーポート」などがありますが、ガレージは入口以外の3方向が壁に囲まれた車庫という位置付けです。また、ガレージハウスに設けられているガレージのことは、「ビルトインガレージ」や「インナーガレージ」と呼びます。本記事では、ビルトインガレージと記載しています。

ガレージハウスにするメリットは?

住宅をガレージハウスにするメリットはいくつかありますが、代表的な以下の4つについて詳しく解説していきます。

雨や風から車を守ることができる

ガレージハウスの1つ目のメリットは、愛車を雨や風などの被害から守れることです。建物の中に愛車を駐車できるため、雨や風に当たることはありません。

特に最近は、ゲリラ豪雨が発生して横殴りの雨が降ったり、強風に乗って傘や看板などが飛んできたり、ゴルフボール大のひょうが降ってきたりすることもあります。ビルトインガレージであれば、このような場合も車への被害は起きにくいでしょう。

また、雨や風から守られることで同時に汚れにくくもなります。屋外に駐車していると砂ぼこりや雨、風の影響で車が汚れますが、ビルトインガレージであれば駐車中に汚れが付くことはありません。洗車の回数が少なく済むという点で、経済的なメリットもあるのです。

雨の日の車の乗り降りが楽になる

ガレージハウスの2つ目のメリットは、悪天候時の車の乗り降りが楽になることです。家から駐車場までの距離が遠い場合、天気が悪いと雨に打たれたり、強い風に吹かれたりします。これからお出かけという際にせっかくの楽しみも半減してしまいますが、ガレージハウスの場合は玄関からすぐに車に乗ることができます。

ガレージハウスであれば家から外に一度も出ずに愛車に乗ることができるので、大きな買い物をした際に荷物がぬれてしまうこともありません。

車の防犯性が高められる

ガレージハウスは、愛車の防犯対策にもとても有効です。建物内に愛車を保管しているため、屋外に駐車するよりも被害に遭いにくいからです。

愛車を屋外に駐車することで生じるリスクは盗難被害だけではありません。イタズラされて傷を付けられたり、近所の子どもが蹴ったボールが当たったりすることもあり得ます。そうしたリスクが低いのもガレージハウスの大きなメリットです。

マルチスペースとして活用できる

ガレージは愛車を置いておく車庫としての用途だけではなく、収納スペースとして活用することも可能です。収納スペースといっても、普段使わないものを置くのではありません。ビルトインガレージの場合は、メンテナンス用のカー用品やアウトドアグッズなどのアイテムを収納したい場合にも向いています。デザイン性を持たせるほか、家の中から見えるように室内窓を設けたり、ガラス張りにしたりすることで、より楽しい空間になります。

そのほか、子どもの遊び場として活用したり、バーベキューをしたり、おうちグランピングをしたりといったようにマルチなスペースにもなります。

ガレージハウスにするデメリットは?

多くのメリットがある一方、ガレージハウスにするにはデメリットもあります。代表的な以下の5つについて解説していきます。

建築コストが高額になる可能性がある

ガレージハウスを検討する際にネックとなるのが建築コストの高さです。

ビルトインガレージの大きさは駐車だけであれば6坪(19.83㎡、約12帖)程度で、この部分が大きな空間となる上に、車の出入りのために間口を大きく取る必要があります。さらに、1階部分の梁や柱を太くするなどで耐震性を強化しなければなりません。

また、ビルトインガレージの大きさによっては木造で建てるのが難しく、鉄骨やコンクリートを使う可能性もあります。近年は木造門型フレームという工法で、車並列2台までが収まる開口を確保できますが、建築コストが高額になる可能性があります。

居住スペースが狭くなる

ガレージハウスは1階部分にビルトインガレージを設けるため、必然的に居住スペースが狭くなってしまいます。住宅を建てる際はいろいろな制限がありますが、敷地面積に対する代表的な制限が建ぺい率と容積率です。敷地面積に対して建てられる建築面積(建物を真上から見た面積)の割合が建ぺい率で、敷地面積に対して建てられる延床面積の割合が容積率です。

住宅は土地に対して設けられている建ぺい率と容積率を守って建てなければなりませんが、ガレージハウスの場合はビルトインガレージの部分も建ぺい率と容積率に含まれます。つまり、本来居住スペースとして活用できたはずの空間をガレージにするため、同じ敷地面積で同じ建ぺい率と容積率で建てた住宅に比べて居住スペースが狭くなってしまうのです。

敷地面積が広ければ建物を大きくすることで問題にはなりませんが、敷地面積が狭い場合は特にデメリットと感じてしまうかもしれません。

間取りが制限される場合もある

ガレージハウスは1階にビルトインガレージを造るため、必然的に間取りが制限されてしまいます。

また、ビルトインガレージで発生するエンジンの音や振動、シャッターの開閉音などが生活に影響を与えることもあります。ガレージの真上が寝室であれば音や振動で眠れない、リビングならリラックスできない、子ども部屋なら勉強に集中できない、といったことも考えられるでしょう。夜遅くの帰宅や朝早い出発の際は特に気になるはずです。

このような理由から、ビルトインガレージが普段の生活に影響を与えないような間取りにする必要があるため、設計の難易度が上がってしまうのです。

騒音や換気対策が必要になる

ガレージハウスの場合、ビルトインガレージでエンジンをかけるため、家族にとって音や振動、排気ガスの発生が気になることもあります。そのため、騒音や換気、振動対策は必須になります。

騒音や振動対策は、ビルトインガレージと住居の間に吸音性のある素材を挟むなどが考えられます。

またビルトインガレージの換気対策としては、湿気対策も併せて換気扇を必ず設けるようにしましょう。ガレージのシャッターも音や振動がするため、静音性の高いシャッターを導入することも検討しましょう。

カーポートとは異なり、固定資産税の対象になる

ガレージハウスの場合、ビルトインガレージの部分も固定資産税の対象になります。一方でカーポートは固定資産税の対象にならないため、この点はガレージハウスのデメリットといえるでしょう。

固定資産税は、「外気分断性」「土地への定着性」「用途性」という3つの条件が満たされている建物が対象になります。外気分断性とは外部と内部の区別に関係するもので、屋根があり、3方向以上が壁で囲まれている建物は外気分断性があると判断されるのが一般的です。カーポートが固定資産税の対象にならないのは、壁がないため「外気分断性がない」とされることが理由です。

定着性とは、建物が土地に固定されていることです。地面に置いているだけで移動が容易な物置のような車庫の場合は定着性を満たしていないと判断され、固定資産税の対象にはならない可能性があります。一方、ビルトインガレージは建物と一体となって地面に固定されているため、定着性があると判断されます。

用途性とは、建物に特定の目的や用途があることです。車を保管する目的があるビルトインガレージは、用途性を満たしていると判断されるのが一般的です。このように3つの条件をすべて満たしているため、ビルトインガレージは固定資産税の対象になるのです。

なお、固定資産税は以下の計算式で算出できます。

固定資産税=固定資産税評価額×税率(1.4%)

固定資産税評価額は建築費用の60%が目安です。ビルトインガレージの建築コストが200万円だった場合、固定資産税評価額は120万円、固定資産税額は16,800円となります。

ただし、固定資産税は自治体によって対応が異なっています。家づくりで会社を選ぶ際は、こうした税金はもちろん、地域の情報に詳しい工務店やハウスメーカーに相談することをおすすめします。

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平屋と2階建て、ガレージハウスにするならどっちがいい?

ガレージハウスとひと口に言っても主に平屋建てと2階建てがあり、それぞれに異なる魅力があります。この項目では、自分に合ったガレージハウスが見つけやすいように、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。

平屋建てガレージハウス

平屋建てのガレージハウスは、広い敷地を所有している方や暮らしに高い利便性を求めている方に適した住宅です。生活空間がワンフロアにまとめられるため、家事や日常生活の動線がスムーズになりやすいからです。

ガレージから玄関やキッチンへ直接アクセスできる間取りにすれば、移動距離を短くすることができます。そのため、買い物帰りに荷物を運んだり、小さな子どもやペットと一緒に出入りしたりする際も負担が少なく済みます。また、階段がないため、高齢になっても暮らしやすく、バリアフリー化しやすい点も魅力です。

一方、2階建てと比較して水平投影面積が広くなることから基礎や屋根の面積も大きくなる傾向があり、建築コストが高くなることが想定されます。また、敷地に制約がある場所では間取りの自由度が限られることも考えられます。間取りによっては建物の中心部で採光や通風を確保しにくくなると考えられるため、中庭や高窓といった設計上の工夫も重要です。

2階建てガレージハウス

2階建てのガレージハウスは、敷地を有効活用したい方や、広いビルトインガレージと快適な居住空間を両立したい方、都市部でガレージハウスを建てたい方に適した選択肢です。限られた敷地でも居住スペースとガレージを効率よく配置できます。

たとえば、1階をガレージや収納、趣味のスペースにして2階をリビングや寝室にすることで、都市部の狭小地でもゆとりのある住まいを実現しやすくなります。

また、2階リビングを採用すれば採光や風通しを確保しやすく、道路や近隣からの視線も避けやすいため、プライバシー性にも優れています。ビルトインガレージと居住空間を上下で分けることで、適切な換気や防音対策を施しやすく、エンジン音や排気ガスの影響を抑えやすくなります。

一方、階段の昇り降りが必要になるため、洗濯や掃除などの家事で上下移動が発生しやすく、高齢になった際には負担を感じる可能性があります。また、間取りによっては家族それぞれの生活空間が分かれ、コミュニケーションが取りにくくなる場合もあるため、生活動線を意識した設計が重要です。

平屋と2階建てを徹底比較

平屋建てガレージハウスと2階建てガレージハウスを比較しやすいように、特徴やメリット・デメリットについて一覧表にしました。検討する際に参考にしてください。

項目 平屋建てガレージハウス 2階建てガレージハウス
建築コスト 基礎や屋根の面積が広くなりやすく、同じ延床面積なら建築費は高くなる傾向があります。一方で階段が不要なため、構造や設備によってはコストを抑えられる場合もあります。 基礎や屋根をコンパクトにできるため、同じ延床面積なら建築費を抑えやすい傾向があります。ただし、階段や2階部分を支える構造の分、追加費用が発生します。
生活動線 すべての生活空間がワンフロアにまとまるため、移動が少なく、家事や日常生活がスムーズです。ガレージとの行き来もしやすく、荷物の搬入も負担になりません。 生活空間を上下で分けられる一方、階段の昇り降りが必要です。上下移動が多いと想定されるため、家事動線における工夫が欠かせません。
ガレージの多目的性 ビルトインガレージと居住空間を横につなげやすく、趣味の部屋や収納との一体利用がしやすい反面、敷地条件によっては間取りの自由度が制限される可能性があります。 2階にも居住空間を集約できるため、1階を広いビルトインガレージや趣味スペース、収納など多目的に使いやすく、限られた敷地でも柔軟な間取りが実現できます。
採光と風通し ガレージを組み込む場合、建物の奥行きがさらに深くなります。ガレージ壁面・シャッター面には居室用窓を設置できないため、建物の中心部およびガレージに隣接する居室の光や風を取り込みにくい場合があります。中庭や天窓、高天井・勾配天井を採り入れることで、明るく風通しのよい住まいを実現できます。 高い位置に窓を設けられるため採光や通風を確保しやすく、住宅密集地でも比較的明るい室内をつくれます。2階リビングや、構造計算で床の強度(床剛性)を確保した吹き抜けとの相性も良好です。
プライバシー 道路や隣家との距離が近いとガレージを通して室内が見えやすくなります。中庭やクランク(折れ曲がり)動線を設けるなど、ガレージと室内をゆるやかに分離する対策が欠かせません。 1階をガレージや収納等の非居住スペースとし、リビングや寝室を2階に配置できる上下分離の優位性があるため、通行人や近隣からの視線を避けやすく、都市部や住宅密集地でもプライバシーを確保しやすいと考えられます。
ガレージの音やニオイの伝わり ガレージと生活空間が隣接しやすいため、防音・換気・気密対策が不十分だとエンジン音や排気ガスのニオイが伝わることがあります。 ビルトインガレージを1階、居住空間を2階に分けることで音やニオイの影響を軽減しやすくなります。ただし、床や階段周辺の防音・換気対策は欠かせません。
将来性 ワンフロアのため、ガレージから玄関・居室への段差を最小限に抑えられ、車いすや福祉車両での移動・乗降動線もスムーズに構築できます。また、車を手放した際にも、1階のガレージ空間を居住スペースへ比較的安全かつ容易にリノベーションできる高い将来性をもっています。 家族構成の変化に合わせて2階の部屋数を柔軟に使い分けられる一方、高齢期には縦の移動が課題となります。ガレージが1階の大部分を占める構造上、将来的に1階へ生活機能を完全集約させるリノベーションは耐震構造上の制約を受けやすいため、新築時からガレージの構造補強を見込んだ長期的な修繕・間取り計画を立てておくことが重要です。

ガレージハウスで叶う憧れの暮らし方

ガレージハウスの魅力は、愛車を保管する場所があるだけではありません。趣味を楽しむ空間や収納スペースとして活用できるほか、日々の暮らしをより快適で豊かにしてくれます。ここでは、入居後の暮らしがイメージしやすいように、ガレージハウスだからこそ実現できる暮らし方を紹介します。

愛車を身近に感じられる贅沢な毎日を過ごせる

ガレージハウスなら、愛車やバイクをいつでも身近に感じながら暮らせます。リビングやダイニングから愛車が見える間取りにすることで、ショールームのような空間を演出することも可能です。

毎日愛車を眺めながら過ごせるだけでなく、気になったときにすぐ手入れやメンテナンスができるため、車やバイクを趣味として楽しみたい方にとって理想的な住まいです。

趣味やDIYに没頭できる自分だけの空間ができる

ガレージは愛車を保管するだけでなく、趣味の空間としても活用できます。ゴルフクラブの手入れをしたり、DIY用の作業台を設置して家具づくりや修理を楽しんだりと、汚れを気にせず好きなことに没頭できるでしょう。工具や資材を収納する棚を設ければ作業効率も向上します。

居住空間と分けられているため、家族に配慮しながら趣味の時間を設けられる点もメリットです。

スポーツやアウトドア用品もラクに収納できる

ガレージには、キャンプ用品やゴルフバッグ、釣り道具、自転車などといったかさばる荷物をまとめて収納できるスペースをつくることができます。さらに、子どもの外遊び用のおもちゃやベビーカー、愛犬との外出で使うキャリーケースやリードなども置けるため、居住スペースをすっきり保ちやすくなります

使用頻度の高い道具を取り出しやすいよう収納でき、休日のお出かけ準備や片付けもスムーズです。

雨の日も快適な暮らしが実現する

ガレージハウスなら、車から玄関までほとんど濡れずに移動できるため、雨の日でも快適にお出かけができます。小さな子どもを抱えている場合の移動やベビーカーの乗り降りもしやすく、荷物を濡らす心配もありません。

広さによっては、子どもの遊び場や自転車の練習スペースとして活用したり、傘やレインコートを乾かしたりする場所にもなります。このように天候に左右されにくい暮らしを実現できるのは、ガレージハウスならではの魅力です。

ガレージハウスを検討する際の注意点は?

ガレージハウスにする際に、事前に検討しておきたいポイントがあります。代表的な以下の4つのポイントについて、詳しく解説していきます。

ビルトインガレージと居住スペースを行き来するドアは?

ビルトインガレージを設ける際は、直接居住スペースに入れる勝手口を設けると便利です。居住スペースからマイカー、マイカーから居住スペースといったように移動が楽にできるからです。雨の日でも雨に当たらず愛車に乗れますし、荷物の積み下ろし時も天候が気になりません。

ただし、勝手口が一つ増えてしまうため、間取りに制約ができることもあります。壁の一部分がドアになるからです。そのため、勝手口を居住スペースのどこに取り付けるのか、取り付けた場合の使い勝手はどうか、靴はどこで脱いだり履いたりすると楽か、無駄なスペースが生まれないか、動線が複雑にならないか、などを慎重に検討しましょう。

ビルトインガレージの大きさはどのくらい?

注文住宅の場合、ビルトインガレージの大きさも自由に決めることができます。ただし、ただ駐車できればよいわけではなく、快適に乗り降りできることも踏まえてビルトインガレージの大きさを決めることが重要です。

ビルトインガレージの大きさを決める際に目安となるのが、国土交通省が公共の駐車場を設計する際の基準です。以下のように対象車両別にサイズが決められています。

対象車両 長さ 幅員
軽自動車 3.6m 2.0m
小型車 5.0m 2.3m
普通車 6.0m 2.5m
小型貨物車 7.7m 3.0m

出典:国土交通省「駐車場設計・施工指針について」

https://www.mlit.go.jp/road/sign/kijyun/pdf/19920610tyuusyajou.pdf

また、人が歩くのに必要な幅は60cmといわれ、左右両側のドアを開けることを考えるとマイカーの全幅プラス1.2m前後のスペースが必要です。例えば、愛車の全幅が180cmであれば、ビルトインガレージの出入り口は3m以上あるとよいでしょう。

もちろん車を駐車するだけではなく、収納スペースや作業スペースが欲しい場合はさらに広さを確保しなければなりません。

将来的に車の所有台数は何台になるか?

愛車の所有台数によってもビルトインガレージの大きさは異なります。1台であれば6坪前後が平均的ですが、2台以上を所有している場合は台数分の広さが必要になります。また、家づくりを始めた段階で所有しているのは1台でも、将来的に奥さまや旦那さまが使用する軽自動車を所有したり、子どもが大きくなったりしたときのことを考えて、2台分のビルトインガレージを用意しておくというのもよくあることです。

ただし、土地の面積や形状、前面道路の幅などによっては、ビルトインガレージ内に並列駐車ができないケースもあります。この場合は縦列駐車にすることが考えられますが、車の出し入れが不便になることも想定されます。またビルトインガレージのサイズが大きくなると、耐震性をさらに強化する必要がある上、間取りへの影響も大きくなると考えられます。

このように、ビルトインガレージの大きさを決める際には検討材料が多く、将来のことも考えて家族で話し合うことが重要です。

間口は車庫入れの難易度を考えることも重要

ビルトインガレージは青空駐車やカーポートと比べて、両側に壁があるため車庫入れが難しく感じる可能性があります。車庫入れが苦手という方は、ビルトインガレージの間口を広めに取ることがおすすめです。

ガレージへの車庫入れは前面道路の幅や車通りの多さ、ガレージ前のスペースの広さ、人通りの多さや歩道の有無などによって難易度が異なります。それらを加味した上で、どのように車庫入れするとしやすいのか、などをハウスメーカーや工務店と相談しながら、大きさや向きなどを検討するといいでしょう。

おしゃれなガレージハウスの実例

ガレージハウスの特徴やメリット・デメリットについて把握できたところで、ガレージハウスの実例を設計の際のポイントも含めて紹介します。

『愛車と暮らす』ビルトインガレージのある家

大好きな愛車との暮らしを実現するために設けたのがビルトインガレージ。愛車の大きさも考慮したガレージの大きさは、幅3.64m×奥行6.14m(約22㎡)とやや大きめです。

内壁の仕上がりはコンクリートの打ちっぱなしをイメージ。愛車の手入れをするための収納棚を置いても広々と使えます。壁上部には採光用の窓も設置しています。

玄関に設けられた手洗い場。帰宅時はもちろん、ビルトインガレージで愛車をお手入れした際にも便利。来客のときにも活躍しています。

セメント系無垢材の内装ボードを装飾したリビングはシックな装い。ガレージとつながる壁には窓を配置し、リビングでくつろぎながらも愛車の様子を感じられるレイアウトになっています。

趣味と生活しやすさを追求した家

「愛車の存在が際立つビルトインガレージを」というご主人の希望を叶えたガレージハウス。間取り構成はまずビルトインガレージの位置を決めてから。奥様のご要望もくみ取りながら、ガレージ・玄関・LDK・水回りをつなぐ無駄のない動線を確保しました。

愛車のメンテナンスやカスタムができるように、ビルトインガレージは幅3.64m×奥行6.37m(約23㎡)とLDKとほぼ同じ広さに。電動シャッターを採用しているため静かで、隣家にも迷惑になりません。

整備士のご主人愛用のツールボックス Snap-on(スナップオン)を置いてもゆとりがあります。

居住スペースからガレージが見えるよう玄関に設けられた大きな窓。愛車だけではなく、趣味に没頭するご主人の存在も見守ります。

ビルトインガレージが玄関につながるプラン。荷物の運び出しや帰宅後にすぐ手洗いができるように、ストレスフリーな動線を実現しています。

庭でバスケを楽しむプライベートスペースが魅力の家

3台分の駐車スペース+ビルトインガレージを組み込んだガレージハウス。広さを確保しながらも、圧迫感を与えないようにガレージ部分を平屋形式にして高さを抑えているのもポイントです。

屋根付き駐車スペースとインナーガレージ(計3台分)を前面に配置することで、道路からの視線をブロック。採光・採風のメインになるLDKの窓はあえて道路と接しない面に設け、プライベート感を高めています。

ガレージハウスに関するよくある質問(FAQ)

ガレージハウスを検討する際は、設備や住み心地、維持管理など、気になる点も多いものです。ここでは、ガレージハウスを建てる前によく寄せられる質問とその回答をまとめました。理想の住まいづくりにお役立てください。

ガレージハウスに必要な設備は?

ガレージハウスでは、車の排気ガスを屋外へ排出し、居住スペースの安全を確保するため、換気設備を適切に設けることが重要です。また、結露や温度差による快適性の低下を防ぐため、ガレージ部分まで含めた断熱計画を設計段階で十分に検討するようにしましょう。

また、利便性を高めるには用途に応じて棚やシンク、壁下地を設けることがおすすめです。電動工具や掃除機、充電器などの使用頻度が高いと想定される場合は、収納棚に加えて十分な数のコンセントや手元を明るく照らす照明設備も設置しましょう。

普通の住宅より寒いって本当?

ガレージハウスは、一般的な住宅より冬は冷気、夏は熱気の影響を受けやすい傾向があります。開口部が大きいことやシャッター部分が熱の流出入の要因となることなどの理由があるからです。とりわけビルトインガレージと居住空間が隣接している間取りでは、断熱性能が不十分だと室内の快適性に影響する可能性もあります。

そのため、基礎断熱や床下断熱などを採用し、ビルトインガレージと居住空間の断熱範囲を適切に計画することが重要です。設計次第では、一年中快適な住環境を問題なく実現できます。

将来的に資産価値を維持しやすい?

ガレージハウスは、同一エリア・同一床面積の標準住宅と比較して資産価値が下がりにくい住宅といえます。愛車を保管できるだけでなく、趣味やアウトドア用品の収納、DIYスペースとしても活用できるなど利便性の高さも評価されやすいからです。特に車での移動が不可欠な立地の場合は一定の需要が期待でき、資産価値を維持しやすいと考えられます。

また、電動シャッターや複数台駐車可能なビルトインガレージ、高い断熱性能を備えたガレージハウスは資産価値が高く評価されやすいと想定されます。ただし、シャッターや外壁、防水などの定期的なメンテナンスを怠ると資産価値の低下につながるため、長期的な維持管理も重要です。

まとめ

車やバイクは単なる移動手段ではなく、大切な趣味やライフスタイルの一部です。「いつでも愛車を眺めていたい」「休日はメンテナンスやカスタムを楽しみたい」と、マイホームを機に理想のカーライフを実現したい方も多いのではないでしょうか。

ガレージハウスは、愛車を盗難や雨風、紫外線から守れるなどのメリットがある一方で、一般的な住宅より建築コストが高くなる場合があることや、騒音・排気・換気などを考慮した設計が必要になる点には注意が必要です。後悔のない家づくりを実現するためには、ガレージハウスの施工実績が豊富な工務店やハウスメーカーに相談するようにしましょう。

ハウスジャパンでは、定額制自由設計でガレージハウスが建てられる「Hangar」というプランを用意しています。また、気軽にご参加いただける「ガレージのある家づくり相談会」を随時開催しています。ガレージの広さや間取りの考え方、快適な動線づくり、費用の目安まで、経験豊富なスタッフが丁寧にご案内しますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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マーケティングチーム

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